Take it EZ! セカンドダンジョン

今日はとりあえず自立支援の更新と病院の2本立てということをしてきました。私は千葉のディズニーランドがある市のとなりの市に住んでいるけどディズニーランドのある市に限りなく近い(300メートル先は隣の市)なので、自分が住んでいる方の市役所がクソ遠いんですよ。そして、そこから3回乗り換えしてヌマ病院でしょ、まったくなんてことだ。

じーさん、入院前のことについて「あれはなんだったんだ?躁か?」と聞いてきたけど、そんなん知らんて。自分で分かったら苦労しないって。あんた診断しろって。と思ったのだけど、「あー躁だとしても楽しくなかったですねー悲愴感漂う躁だったかもしれないっすねー」と答えておいた。お互いテキトー。

さて題名の件。私のことではありません。おっさんじゃねーし。
6年前の夏に入院がかぶった人で、それからも会えば会話をするおっさんなんだけど。
この人も、「社会的入院」をしている人で、多分もう10年は入院しているのではないかと思われた。彼は、1日置き、長くても2週間おきにころころ変わる人だった。

調子のいいときはよく喋り、私にちょっかいを出す。私は本読んでいるのにあまりにも隣でうるさいもんだから、「「うっせー!うっせー!」って言いまくってたらないお金の中から、週に一回だけ行ける売店の時間に、私のために「耳栓」を買ってきてくれた。まあ、私が耳栓しててもそんなの意味ないくらいにしゃべりまくってたから意味なかったのだけど。
朝、5時ごろから男性の部屋前の廊下で、大音量で歌う。
誰にでも声をかける、看護師をおちょくる、ずっと笑って(にやにやして)る、ひたすら喋る、等々。これが、彼の躁状態。

うつ状態の時は、朝から部屋にこもっているみたいだし、出てきても目は虚ろで私達を認識しているのかさえわからない。
歩き方も、躁時や平静(ほぼないんだろうけど)時とは打って変わって、だるそうになる。
そして、一番おもしろいのが、この人1日で躁→うつ、となるわけだから体重の増減なんてそうあるわけないのに、躁のときは顔がしゅっと引き締まって若々しく見えるのに、次の日にうつになると目・頬・口角、等々が下に下に下がって、別人とまではいかないまでも、どこか身体の具合が最悪で今にも倒れそうな感じになるんだ。
うわぁ顕著ーと思ってた。

そのときの入院で、私は初めて躁鬱病と診断されて、もちろん自助会にも行ってなかったし躁鬱の診断直後の閉鎖への入院だったので、自分の病気を調べる時間もなかった。だから、このおじさんが躁うつだ、って聞いて、あぁこんなんが躁うつね〜って思ってた。
今考えると、あんなにころころかわるのはウルトララピッドサイクラーなわけであって、典型的ではないみたいだけどね笑

他には、入院中に出会ったとっても素敵なご婦人がいるのだけど、彼女は50代にして初めての大躁転をし、3ヶ月間保護室で歌ったり踊ったりして過ごして、しかもその記憶がないそうだwたまに会えば、旦那さんと仲良く診察を待つ若々しい美人でしゃきっとした方が、そうなるなんて、見てみたい...と思う。

私は、楽しい―とか、笑顔あふれる(?)ような躁ってのはなくて、焦燥感と悲壮感だらけの軽躁でしかないので、ああいった躁状態を間近で見ると、その状態を自分でも経験してみたく感じる。



「クンは躁病だ、無視してはいけない、無視すると怒り出す、だが質問はするな、話が終わらなくなる」
「...でもわたしは躁病です、『向現』がないときは辛かった、頭がブンブン高速で周りすぎて頭が熱くなってどこへも出ていかなくて夜も眠れなかった」
 -村上龍『ヒュウガ・ウイルス』より

(↑ヒュウガ・ウイルスのワンシーン。ある街の案内人「クン・マニア」は躁病。切羽詰まっている軍隊を案内しているのに、自分のことをひたすらしゃべりまくる。クンのセリフは1つの「」が2ページに渡り、しかも同じことを2回か3回繰り返し話には脈絡がなかったりもする。クンは、おさえるべきところはおさえる行動力があり、権力も自分で作り上げた人間でもある。リチウムの話も出る。躁を経験したことがある人はここの章は吹き出すこと間違いなし。村上龍さすが。)

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