Take it EZ! セカンドダンジョン

入院してから、けっこうな頻度でじーさんが病棟に話しに来る。昨日の夜も来て、1時間くらい話していった。先週も、真夜中に1時間(これは私がじーさんが当直だと知っていたから、嫌がらせ半分で23時に呼びつけたら、マジで来てくれたw)、その日の夕方には30分話している。もちろん、正規の診察鋳の時間外。じーさんは、自分の体験したことや知識や最新の情報を伝えに来る。はっきり言って、それが私の治療の何になるんじゃい、っていう話ばっかりだけど、きっと、私の将来をすごいでかい視点で見て、それで話してくれているんだと思う。だから私は、わからないことはわからない、と言いつつも、へぇ、と聞いている。たとえば、昨日の話。

デヴィッド・R・ホーキンズ博士の最後の講演を、じーさんの親類の方が聴きに行って、それを記録した資料をもらい、それについて話を聞いた。ホーキンズ博士(英語版しかなかった、だれか訳して笑)は、知られている通り有名な医学博士でセラピストで、難病に罹患したこともあり、奇跡的に生きていた人らしい。ホーキンズ博士は、その講演の中で、長い間幼少のころの性的虐待のトラウマに苦しんでいた女性を一瞬にして救ったという。たった一秒で。その時の博士の言葉は、「forgiveness」、「許し」であったという。

私達は、もともと、許されている存在だ、という。宇宙に、許されていると。宇宙から地球を見た宇宙飛行士は、地球がとても小さく見えた時、何かを悟るらしい。パチンコ玉より小さい地球を見ると、その中では国も何もない。紛争も、もしかしたらいたかもしれない太古の恐竜も、海も、自然も、みなが一つの同質なものに見えるんだって。だから実際、「私」と「空間」は一体なんだって。私達は、空間とともに生き、交信できる。そして、空間とは、「気」。で、気、は「許し」。

空間を味方にすると、例えば武道では力を使わずに相手を圧倒することができるとか。これは、人間の随意筋と不随筋が関係しているとか。人間関係においても、空間で人と接することができるとじーさんは言う。じーさんが言う例だと、謝るときに空間ごと謝る、だとか、頼みごとやセールスをするときにも空間を味方につけ、相手を巻き込むことでうまくいくことがあるという。で、もっかい言うと、空間は気で、気は許し。

これは、インチキな占いや新興宗教じゃなくて、物理学的な背景があり、これから発展するであろう重大な理論なんだって、で、人はその背景まではわからなくても、「そういうことがある」「それが世界の大部分を占めているものだ」ということに気が付くべきだという。今、宇宙はその4パーセントくらいしかわかってないんだって。もしかしたら、残りの大部分は、今言った、東洋の言うところでの「気」や「許し」でできているかもしれないそうだ。

この間なくなった、ロビン・ウィリアムズが助演男優賞を取り、マットデイモン・ベンアフレックが脚本を書いた「グッド・ウィル・ハンティング」。私が一番気に入っている映画。天才的な頭脳を持ちながらも過去のトラウマや境遇で屈折した若者のウィル(マットデイモン)と、ひょんなことからかかわることになった心理学者のショーン(ロビン・ウィリアムズ)がメインの話(でも、ベンアフレックとマットデイモンの工事現場でのシーンは、マジで名場面!)。まぁ、細かいことは抜きにして、私がじーさんの話を聞いて思い出したのはこの映画のワンシーン・・・クライマックスなんだけど。ショーンが、ウィルの目を見て何度も繰り返し言う言葉、"It's not your fault. It's not your fault"。最初はわかってるよ、そんなこというな・・・そんな感じだったウィルが、その言葉の連続で、泣き崩れ、一気に何か重たいものから解放される、そんなシーン。
あれも、一種の許し、なのだと思った。

私にはじーさんの言うことがほとんど分からない。でも、わからない、非現実的だと言ってすべて放り出して思考停止になるのは違う。
そういうこともあるということを知ることが、人として、心理を学ぶものとして、躁鬱やBPD、発達障害を持つ者として、必要なのかもね。だから、じーさんもあんなに時間をかけて、私に伝えるのだろう。

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