Take it EZ! セカンドダンジョン

結局その日は、会社に嘘ついて休んだ。会社を休んだのは、その日が初めてだった。で、その日、初めてYとやった。

その嘘が、上司にばれた。っていうのも、4月に、Yが大人数相手に喧嘩して怪我して、呼び出されたときに、上司との約束を蹴ってYのほうに行ったことで、私にだれか男がいるんじゃないかと、上司に疑われてたから。私のヘッタな嘘はすぐばれた。
ばれて、会社の同僚の前で罵倒された。上司と部下に域を超えた、人格否定。私ははいすいません、とか言いつつ、聞き流した。ちっちぇな、バカじゃねぇの。本気でそう思っていた。それ以降、上司からの誘いはすべて断り続けた。

そのころから、私の頭の中もわけわかんなくなってった。彼氏のMと会う、でも、Yや上司と、関係持ったこと、言えない。今までほとんど男女関係っての、経験してなかった私はわけ、わかんなかった。でも、そんなこと知らないMは、言ってくれてた、「今、お前は普通の女の子が2年くらいかけて経験することを3カ月で経験しているんだから、わけわかんなくて当然」だって。申し訳なかったなぁ。Mが潔癖なのは知ってた、他と関係を持つなんて、もってのほかだって、わかってた。

Yは、私を脅すようになった、今から来い、来ないとMにばらす、って。
だから、2日に1回はYと会った。でも、Y家で、Mからの電話を取ったりしていた。Yは、何も言わなかった。私はYが何をしたいのか、さっぱりわかんなかった。
ある日、Yと外で飲んだ。で、二人で酔った。Yは酔ってMに電話しようとしてた、だから私は本当にやめてくれ、と言ったがだめだった。
夜中1時ごろ、Mが来た。YはMに殴りかかろうとしてたんで、私が間に入った、で、突き飛ばされ倒れる。その間に、YはMをビルに押しつけて殴る蹴る。まったく何やってんだよ、と思ったらそっこーでけーさつ来た。悪いことに、Yはそのけーさつ様と顔見知りで、3人でけーさつに行くことになった。

まぁくだらん喧嘩ですよ、ねぇ、って、私とYは笑ってたんだけど、MはYを訴えるだのなんだのマジで言っていた。だから、私は仕方なく、MにYとのこと話した。Mは、一言、俺の前から消えろ、と言った。それで、Mとは終わった。
明け方4時、やっと解放された。Yからメールが入ってた。「ファンキーな夜だったな」。

それから、私はとうとうどうしたらいいかわかんなくなった。
毎日Yのところへ行った。
毎日、Mに何十回も電話かけた。
Yに、薬飲まされた。お酒と、薬と。まぁ処方薬だけど。ODを覚えた。仕事だけは上司に対する意地もあって、休まず、ちゃんとやった。

でもそんな生活、持つわけない。家にも帰る日が減っていった。そして、6月の下旬、入院した。
7月中旬に退院。8月には、Yの近くに引っ越して一人暮らしってのは建前の、半同棲みたいなのを始めた。
あとは、前に書いたとおり。連日の暴力、暴言、週に1回は、何かが壊れた。お互い消耗しつくしたとき、私は逃げた。


私は、その時のこと、3人のことを、完全に「向こうから勝手にやってきた」ことだと本気でおもっていた。でも、よく考えると原因のほとんどは私なんだよね。
もし、上司とうまく行ってれば、すげぇやりがいのある仕事できたかもしんない。あの会社、とても好きだったから。
Mといれば、きっと変な意味での苦労をせず、健全な男女関係を経験できたかもしれない。

でも、そんなことは後悔していない、未練はない。
後悔しているのは、Yと、お互いに消耗する道へ入ってしまったこと。本気のぶつかり合いや、一緒にいるという表現ではどうにもならない人間がいる、関係があることに、まったく気がつかなかった。
マイナス×マイナスがプラスになると、信じていたのに、まだまだそれは、実現しそうにない。

だけど、後悔しても仕方ない。なっちゃったもんは、仕方ない。おかげで見えたものは、きっと、「もし」の先にあったものよりも深かったと、思い込むしかない。そんで、思い込んだことを、マジにしていくだけだ。

Sちゃんの話に戻ると、Sちゃんは、もしかしたら、一回知ったほうがいいのかも知れない。人を、翻弄すると、どうなるかっつうこと。でも、やっぱ、暴力とかあって死んじゃいましたじゃ洒落になんないし、心配ではある。 
だから、退院しても、Sちゃんとはたまに会いたいなぁと、思う。彼女は、どんな生き方を選ぶんだろう。どんな生き方でも、生きることを、選択し続けることが何よりも大切だよと、言えない自分が残念。

「単純明快な正解はなく その大きな手で描けどでかく
つかんだ感覚 そうさそれこそが回答 灯せ心のライト」
-S-WORD feat.DELI『FOR MINUTES』より

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2014/08/10(日) 00:35:34 | | #[ 編集 ]
Re: こんばんは。
- さん

おっしゃる通り、私にはたぶん自己愛が少ないです。自分が人から何か評価をもらったり力が数値化されないかぎり、自分の価値があやふやで不安になってしまう面はあります。

自意識過剰かもしれないけど、私は他人から気を遣っていただいたり興味をもっていただいたり、少し変わってるけどおもろい、っていい意味での位置づけをされるとが多いです。それは嬉しいしありがたい、稀有なことで、いつまでも大切にしていきたいことです。今まで私に好意を抱いてくださった男性は、そんな変な私を理解しようとか、助けようとか、そういう意味ですごく、繊細に接してくださることが多かった。だけど、それは私にとっては少し苦痛でした。自分がそれに値しない最悪な部分、たくさんあると分かってたから。

でも、Yは違ったんです。私の最悪な部分を知って、そこから関係がはじまりました。だから平気で自分の最悪な部分をぶつけられるし、あっちも私のそういう部分から一歩も退かず、逆にそこのイタいとこを、私だと認識しています。で、それに対して何にも言わず、「それがお前だ」と認めます。自分から見たままが私、なんでしょう。バカだと思います、お互い笑

あいつは、あと3~4年のうちに、死ぬでしょう。今の体調、不摂生、彼の周りの人たちの様子を見るときっと、そろそろ生きられなくなる・・・そう思うのです。でも、その瞬間まで、私は彼の生が少しでもよくなることを願い、自分もそれを目標としたいです。
2014/09/11(木) 22:39:51 | URL | うら #-[ 編集 ]
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